Injektor(小麦): メンバーの名前がギリシャ文字というのは意味があるんですか?
αΩ: これはコバルト爆弾αΩの名前の由来がありまして。
Δ: 公の場で語られるのは、はじめてで!
α: 変なDJとしてクラブイベントに出ようと思った時に、Ωを誘おうと思ったんです。僕はこっちのライン、Ωはあっちのサブカルラインが好きで(机に置かれた、テクノCDのラインと渋谷系雑誌のライン)
Ω: 哲学とかも
α: 彼を誘ったら変なものができるんだろうなと思ったんです。で、二人でやるユニット名を考えていて丁度そのときに映画を見ていたんです。
Ω: 続・猿の惑星です。
α: 一作目は、まともにヒットしたんですけど、2作目の監督がぶっとんでいて。
Ωが続猿の惑星を再生し始める。コバルト爆弾登場のシーン
Ω: これコバルト爆弾αΩです!
コバルト爆弾一同 コバルト爆弾です!!
Injektor(小麦): これなんですか!
Ωが猿の惑星のストーリーラインを説明する。
Δ: そんで2作目でグッチャグチャにした結果がコレ
Ω: 2作目の最後に放射能で生き残った人間達、ミュータントが爆弾をあがめている。ご神体なんですよコバルト爆弾αΩは!
α: みんな被爆しちゃってるから
Ω: 人間のなれの果てが力として、コバルト爆弾αΩを力の象徴としてあがめている。僕らのユニット名もこの時に啓示がおりてきて、コバルト爆弾αΩだ!と決まったんです。
α: クラブ業界ぶっこわすみたいな気持ちで
Ω: 爆弾としての威力。αとΩというのは(ギリシャ文字で)始まりと終わりですよね。
Injektor(小麦): ほう
Ω: テクノってループしている。ほとんど同じような音が永遠と続くという繰り返すという意味でも(αΩは)気に入っています。
α: でもオレの思いつきです。
Ω: はい。すごい良い名前。
Δ: ちなみにこのコバルト爆弾αΩは最後に爆発して地球がぶっ壊れます。
Ω: 終わるんです。
α: だけどこの後3作つづくんです!
一同: 笑
Injektor(小麦): 次からの3作は地球があるんですか?
α: それは見て頂いて。ただ2作まででいいです。
Ω: 2作目までは、傑作です。
α: 三作目以降は見なくていいです。
猿が爆弾を倒すシーンになる
Ω: 地帝人の基地に猿が乗り込んで来て、結局(人間と猿とミュータント)争うしかないなら、それならいっそ地球を終わらせるしかない。起爆スイッチに手をかけちゃうんです。
ここでコバルト爆弾が爆発
α: きたー!!
Ω: YES!!!
コバルト一同: 拍手!!
字幕: 銀河に属する一つの恒星。その恒星の惑星の一つがこうして消えた。
Ω: YES!!この瞬間の威力がクラブで再現れればいいんです。一つ目標です。ここで聖書を。
新約聖書をおもむろに手に取るΩ
Ω: 新約聖書の一番最後に入っているヨハネの黙示録にあるんですが。「神である主、いまおられ、かつておられ、やがて来られる方。全能者がこういわれる、私はαでありΩである。」これが原点。
Injektor(小麦): 笑
Ω: コレが全ての原点です。
α: 全ての原点。偶然のおもいつきにしたら、すべてつながっている ミラクル 笑
Injektor(小麦): (Ωに対して)キリスト教なんですか??
Ω: 曹洞宗です。
Injektor(小麦): 爆笑。
α: Ωは宗教好きで、色んな宗教すきなんです。でもカルト宗教にハマってるとかじゃないんで大丈夫ですよ
Ω: ただ飲むとと宗教の話ばっかりする
一同: 笑
θ: オレも曹洞宗です。
αΔ: 曹洞宗ナカーマ!!
Ω: 曹洞宗はねぇ。座禅さえすればいいから。あいつまじで凄いストイックだったから臨済宗とかに客とられちゃった
Δ: 僕、浄土真宗
Ω: 親鸞!!