injeKtor × Cobalt Bomb αΩ Interview vol.2

cobaltinterviewvol2
影響を受けた漫画、音楽、雑誌などを年代順にならべるコバルト爆弾αΩの系譜が完成。

α: あの(電気グルーヴ)エースが問題なんですよ

Ω: これが本当に諸悪の根源

Injektor(小麦): これは何ですか?

Δ: PC98っていう名器、パソコンに入っていたCPUです。

Injektor(小麦): CPUて?

α: インテル入ってるみたいなの聴いた事ないですか?

Ω: パソコンのパーツです。いまだとめちゃおそいんだけど、分厚くて、頭も悪い。

κ: ザブングルは、こんな最近なんですか?

α: 実際の年代は、ぶちぬいて古いんだけど、(ディスクユニオンで)発掘したのが最近で。

インタビュー開始

Injektor(小麦): じゃあ、よろしくおねがいします!まず私自身がDJとかマッシュアップというものをあまりわからないのでお話ききたいです。

α: マッシュアップ自体の流れとして、色々な音楽が細分化してきて、テクノならミニマルテクノ、クリック、ハウス、やロックなんかもそうです。細分化したジャンルがいっぱいできてきました。

お客さんはそういった小さいジャンルの音楽しか聴けなくなってきました。そんな状況の中2 many DJ’sというDJグループの人たちが、細分化した流れをいったんひとまとめにしてあらゆるジャンルをパソコンでDJしました。

そういう垣根を取り払って、全部から好きな物を選んでDJして行こうという流れがマッシュアップです。

それまでのクラブなんかでは12時間同じ音楽を聴き続けるんです。それは脳を害する!

Injektor(小麦): 笑

α: 日本のメーカーが作ったTB-303っていう楽器で起こったアシッドハウスっていうジャンルがあるんですが、これ12時間聴き続けると脳を害するとDJが言ってましたよ。

Injektor(小麦): どういう感じの曲なんですか?

α: ビヨッビヨッっていう音がでるんですよ。ビヨッビヨッ

Injektor(小麦): へぇ?

α: マッシュアップというのはそういう細分化した流れではなくて、あらゆるジャンルから曲を選ぼうという意識だと思います。

Ω: 良い物はいいから、垣根を超えて混ぜ合わせて楽しもうぜ!っていう

Injektor(小麦): コバルト爆弾はそれを行っていると

Ω: 垣根をこえる!

α: ただ2manyDJ’sは、踊れればかける。ダンスミュージックという意識でやっていると思います。踊れればかける。

Ω: で、我々はそこからさらに独自性を持たせるために、懐メロを。

α: 2manyDJ’sはヨーロッパで流行っている。ただ日本人がそれをやるとすれば、ヨーロッパと同じ事をする必要はない、日本人なので懐メロやらJPOPやアニソンをかける。

2manyDJ’sのmixcd かみちゅの漫画を持って

α: コレとコレがあわさるとコバルトです!!

Ω: さらに垣根をぶっ壊して、面白い物を掘り出す。

α: DJなので踊るっていうのは、外さずに。ただ単にみんな知ってる”嵐”だ!とかって言う風にかけるんじゃなくて、踊れる視点でJpopやアニソンを選ぶ。そういったものとヨーロッパ主流のダンスミュージックをかけあわせることで今まで人がやっていないようなDJになりたい。

Ω: お客さん達、普段クラブに来ないような30代くらいまでのアニメ好きの方達にも、せっかくきたのなら楽しんで頂きたい。

Injektor(小麦):  親しみやすいような

Ω: そうです。お客さんのジャンルを超える!

α: テクノとか細分化したものが好きな人にも、日本の独自の文化をあわせた新しいDJを提供してみたい。

Ω: 相互のりいれられるように。

α: 誰でも楽しい!

Ω: テクノ好きな人が、アニソンを聴いて「こんなのあるのか!」とか逆にアニメ好きな人がテクノを聴いて「これカッコいい!」と思ってくれれば、こちらとしてはしてやったり。

Injektor(小麦): わかりました!普段はどのような活動をしていらっしゃいますか?

α: 基本的にはクラブでDJとVJセットでイベントに参加しています。

Vol.3に続く

injeKtor × Cobalt Bomb αΩ Interview vol.2」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: injeKtor × Cobalt Bomb αΩ Interview : Webコバルト爆弾αΩ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。